鯛ラバ(タイラバ)ワームセットの有効性

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鯛ラバ(タイラバ)「水溶性ワーム」はなぜ釣れるのか?

タイラバのアピールポイントとして、スカートやネクタイ、ワームなど多種多様のパーツが販売されています。それらを装着する目的は、カラーや形状、ボリュームによるで動き波動の変化でアピールを調整できるということです。その中でも「水溶性ワーム」というものは味や匂いの成分が染み込ませてある為、その他とちょっと違った「エサ的」な集魚効果が得られます。鯛ラバ(タイラバ)釣果向上の契機として「水溶性ワーム」が存在することはご存知だとおもますが、現在その釣果向上から特に注目が集まってきております。中には、「なぜ釣れるの?」「味、匂いって関係あるの?」という方もいるかと思いますので、「水溶性ワーム」について解説したいと思います。

代表的なものとしては。
・Gulp(ガルプ)
・タイラバアクア
などがメジャーどころとなっていますので上記を比べてみましょう。
見たなどはほぼ変わりません、同じように液体につけ込まれております。
大きく違う点は、Gulp(ガルプ)は激臭、タイラバアクアはほぼ無臭と言ったところです。
実際に、双方のワームを使い比べてみましたが、釣果はほぼ互角(タイラバアクアの方が若干良い結果)となりました。では、「匂い」は関係ないのか?世間的には「真鯛は匂いに敏感だ」など聞いたことがありますが、個人的な意見ととしては「匂い」については、強く重要視するポイントではないと考えております。

では、「なぜ釣れる」のでしょうか?
答えは、「アミノ酸」です。実はパッケージなどでワームが漬けられている液体の正体は、アミノ酸が濃縮された液体で、ワームにはそれを取り込みやすいように目には見えない無数の穴が開けられています。凝縮されたアミノ酸は通常のエサの数百倍とも言われており、それをまとったワームを水中に投入しアミノ酸の旨味成分を拡散することによって、多くの魚がそれにつられ集寄してくるという仕組みです。

もちろん繰り返し使うことで、効果も薄れてくる為、再度液に漬け直したり、ワームを定期的に交換することによって効果を持続することができます。セッティング方法もほとんどがフックに装着するだけのものが多く、初心者の方でも簡単に装着できます。

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